羽山涼子Ryoko Hayama

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子どもに必要なたんぱく質の量

たんぱく質が子供の成長にとても重要な栄養素である、というのは聞いたことがある方も多いと思います。たんぱく質をしっかり摂りましょう、という情報を目にすることも多いですし、たんぱく質が添加された食品も多く見かけますよね。そうすると、我が子の食事はたんぱく質が足りているのか、と心配になりますし、実際、どれくらいのたんぱく質が必要なのか、気になってきますよね。今回は子どもに必要なたんぱく質の量についてお話します。

一日に必要なたんぱく質の量

一日に必要なたんぱく質の量は、年齢や性別、活動レベルによって変わりますが、だいたいの基準としては体重1㎏に対して1gのたんぱく質が必要と言われています。例えば、体重が20kgの場合、1日に必要なたんぱく質の量は20gになります。ただし、これはあくまでもおおまかな目安であり、スポーツをしている子や、成長期に入っている子はもう少し必要量が増えます。それでも必要量が2倍以上になる事はありません。

様々な食材にどれくらいのたんぱく質が含まれるかは、今は簡単に調べることができますが、普段の食事で食べる機会の多い食材だけ説明しておきますね。お肉は脂肪の少ない物を選べば100gで20gのたんぱく質が摂れます。お魚はスーパーで見かける平均的な切り身一切れで15g程度、卵一個で6gほどのたんぱく質が摂れると言われています。

一日を通して均等にたんぱく質を摂る

一日で必要なたんぱく質の量を見ると、実は豪華な夕食だと一食でも摂れてしまうかもしれない量であることがわかります。でも、たんぱく質は消化するのに体への負担も大きい栄養素でもあるので、一度にたくさん摂るよりは、少しずつ摂る方が良いのです。一日三食で均等に分割して摂るのが理想ですが、朝食よりも夕食の方がたんぱく質豊富なメニューになりがちですよね。なので朝1/3、昼1/3、夜1/3とならず、朝2割、昼3割、夜5割くらいになるのは仕方ないかな、と思います。でも、朝食が菓子パンだけというように、どこか一食がたんぱく質ゼロの食事になるのは避けたいですね。

たんぱく質の情報に振り回されないで

最近、大人の間で筋トレがブームになっているからか、たんぱく質に関する情報がとても多くなっています。そしてその多くが「たんぱく質をしっかりとりましょう」という内容のものです。

上でも述べた通り、たんぱく質が大切な栄養素であることは間違いなく、子どもの成長にとっても不足することは避けたい栄養素です。でも一日に必要な量と、実際の食事を見返してみると、肉や魚を全く食べない、といった極端な偏食でない限り、食事だけでも十分に摂ることができる栄養素であることもわかります。

たんぱく質は大事な栄養素である反面、摂り過ぎると腎臓や肝臓に負担がかかる栄養素でもあります。たんぱく質が添加されたおやつや子ども用のプロテインなど、本当に必要なのか。今一度、食事の内容を振り返ってみてくださいね。

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